僕は”モバイルハウス ”という動くお家の製作&居住プロジェクトに取り組んでいます。
今回はなぜモバイルハウスに住むことになったのか
その経緯をお伝えします。
モバイルハウスは後付け!?
突然ですが、僕の夢は「ハワイ島でジャングル生活」することでした。
え!モバイルハウスは?!
とよく言われますが、ちゃんとそこにはストーリーがあるんです。
僕のハワイ居住の夢はさかのぼること18年、小学校5年生の時。
2泊3日で連れていってもらった家族旅行でした。
この時に僕はハワイに一目惚れ。
飛行機を降りた瞬間に温かくて甘い風に包まれた時のことは今も忘れません。
それから愛読書は「地球の歩き方 ハワイ」
TSUTAYAに行けば借りるのはハワイアンミュージック
”いつかハワイに住むんだ”と心に誓ったのでした。
ハワイプチ移住〜大学3年生の夏〜
2012年夏 ハワイ島上空で撮影した写真
それから11年後。大学3年生の夏休みに念願のハワイ移住を試みます。
ただ、その時はまだプチ移住。2ヶ月間の滞在でした。
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「長期滞在しなければ見えてこないことはたくさんある」
とこっそり働くつもりでハワイへ。
(ビザなしでの労働は違法です。)
読みこんだ「地球の歩き方 ハワイ」で何故か心惹かれたのはハワイ島
小学校5年生の時に惚れ込んだオアフ島はすっ飛ばしてハワイ島へまっすぐ向かいました。
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直感的中!ハワイ島への居住を決意
ハワイ島へは住むつもりでいったので普段のバックパック旅行とは異なり
スーツケースでがっつり荷物を持っていきました。
しかし、ゲストハウスで会うバックパッカーに
「西側のコナも絶対いった方がいい!」
「プナはまじでやばい 人生観変わった」
いろんな話を聞き、結局ハワイ島中を移動することに。
そんな中でプナというエリアに行き着きました。
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「ハワイで自給自足」という選択
プナはキラウエア火山の近くにあるエリア。
そのため、過去に付近で溶岩が噴出したこともあるような場所です。
そんなこともあり、この辺りは基本的にインフラが通っていません。
そのため、この辺りに住む人々は皆、自給自足に近い暮らしをしています。
その生活を目の当たりにして、ショックを受けると共に思いました
「いつかここで、この生活を送りたい」
これ以降、僕の夢は
「ハワイ島のプナでジャングル生活を送る」
となりました。
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楽しかった就職活動と社会人経験
その半年後、僕は就職活動というライフイベントに突入します。
ハワイに住みたい夢は変わらぬものの
初めて会う社会人たちに触れ
「社会人もやってみたい」と思うようになりました。
そして内定をいただいたのがおもちゃのバンダイ。
東京暮らしが始まります。
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社会人生活はとても楽しいものでした
手に入れたことないお金
住んだことのない東京
中に入ってわかる社会の仕組み
全てが新鮮で、楽しかった
はじめは
しかし、社会人2年目になりふと自分の1年を振り返った時に思ったのが
「自分はずっとこれを続けるのだろうか」という疑問でした。
それからは”ハワイで自給自足をしたい”という夢がフツフツと復活してきて
ハワイへいくために必要なことを考え始めました。
収支改善の鉄則!ランニングコストの見直し
その際に考えたのはやはり”準備資金”
貯金を始めようと考えます。
収支改善の鉄則!
まずは自分のランニングコストを洗い出してみたのですが
最も大きいのは”家賃”でした。
当時住んでいた家は月々8万円
年間96万円
約100万円のお金が1年間で家賃に消えていることがわかりました。
家賃たけー!!!
そう思い、家賃ってどうにかならないかな〜
と思いながらネットサーフィンをしていてある記事にたどり着きます。
タイニーハウスに出会う
家賃について疑問を持ち始めた時に出会った”タイニーハウス”
YADOKARIというサイトで見つけた記事には
「5,000万円の住宅ローンを支払うためにみんな必死に働かないといけなくなっている。けれどタイニーハウスなら350万円くらいでマイホームが手に入る。浮いたお金で自由な時間を手に入れられる。」
「お金は増やせるが、時間は増やせない」
という趣旨のことが書いてあった。
その考え方にとても共感し、人生に本当に必要なものは何か
住んでいる家は本当に必要なクオリティなのか
と考え始めました。
http://yadokari.net/
ただ、僕には350万円のお金ですら高い…と感じていました。
そんな中で自分でもできそうな記事を見つけます。
旅する可動産「15万円でモバイルハウスをつくろう!」!?
「もっと安くマイホーム手に入らないかな〜」
そんな都合のいいことを考えていたら、これがあるんですね〜
モバイルハウスムーブメントの立役者、しうんさんの「人生を楽園に変える。旅する可動産『15万円でモバイルハウスをつくろう!』連載マガジンはじめます。」という記事を見つけました。https://note.com/live_different/n/nf9811d2c3813
15万円!これなら僕でもチャレンジできる!
モバイルハウスというものに心動かされた瞬間でした。
モバイルハウス、タイニーハウスを見にいこう!
とはいえ、なかなkモバイルハウスというものを実際に見てみたい!
そう思っていた時にチャンスが来ました。
それが2018年4月に行われた”Earth Day東京”
http:// www.earthday-tokyo.org
ここに5台モバイルハウスが集結するとのことで見に行ってきました。
![](https://nariakiakai.com/wp-content/uploads/2019/12/picture_pc_23637aa02430c76afa4525ac230ca7a5-1024x766.png)
直にモバイルハウスを見ることで直感的に
「いつかモバイルハウス作るわ」
と感じたことを覚えています。
出会ってすぐ見学に
Earth Day東京で出会った、モバイルハウスの製作&販売を行う会社
SAMPOにEarth Day終了数日後に訪問しました。
http://www.sampo.mobi
そこでモバイルハウスを作る様子を見学させてもらい
モバイルハウスのイメージをより膨らませていきました。
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そして、さらに1週間後のゴールデンウィークには
タイニーハウス、ツリーハウスの製作、販売を行うTree Heads & Co.にて
泊まり込みで、タイニーハウス作りの手伝いをさせてもらいました。
http://treeheads.com
![](https://nariakiakai.com/wp-content/uploads/2019/12/picture_pc_3a3617a79a321adeec0e21c551e4d1ec-1024x1024.jpg)
こうして、モバイルハウスやタイニーハウスへのイメージを膨らませていったのでした。
念願のハワイにトライも待ち構えていたトラブルたち
モバイルハウスに興味を持っていたものの、僕の夢はあくまで”ハワイで自給自足”
「このままサラリーマンを続けていても何も状況は変わらない!」と思い切ってサラリーマンを辞めてハワイへ向かいました。
しかし、ハワイでは数々のトラブルが待ち構えていました。
まずはじめに、僕の住みたいハワイ島で溶岩の大噴出が起こります。
これにより僕の住みたい場所の下見は絶望的になりました。
さらに、蕁麻疹の発症や尿管結石など人体的トラブルが重なります。
その時に「何かおかしい…次に何か起こったら帰ろう」と思います。
そしてその2週間後、いよいよハワイ島で車を購入しようと思った日の朝
ゲストハウスでチェックアウトしようとした時にバックパックが失くなっていることに気がつきます。
そして、迷いなくハワイから帰ってきたのでした。
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悩みの夏
そして、日本に帰国後
ハワイに住むためにサラリーマンを辞めた僕は
自分が何をしたいのか、自問自答し悩みの夏を過ごします。
・図書館で地球の歴史を調べる。
・火の鳥を読み人類に絶望する。
・家庭菜園を始めて植物を愛でる。
・ダンボールコンポストで生ゴミを自然に還し始める。
など、迷走します。
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モバイルハウス製作ワークショップへ
そんな時、Facebookであるイベントが流れてきました。
それが「モバイルハウス製作ワークショップ」
廃材エコビレッジゆるゆるという気になっていた場所で開催。
しかも、アースデイで出会った荷台夫婦のしうんさん主催。
「そうや、モバイルハウス作りてーげんた(金沢弁)」
この情報を見て参加を即決しました。
http:// haizaiecovillage.amebaownd.com
そして、モバイルハウス製作ワークショップでモバイルハウスの作り方を学びます。
![](https://nariakiakai.com/wp-content/uploads/2019/12/picture_pc_d865cf1e09e2817aa1c4f2948fb8ce4c.jpg)
ワークショップでモバイルハウスの作り方を一通り学びました。
そして、ワークショップの2日目には自分のモバイルハウスを作ることを決意。自分のモバイルハウス製作に取り掛かります。
しかし、すぐに問題が
「お金がない…」
ハワイから帰ってきた僕はお金が無くなっておりモバイルハウスを作るにはお金が足りませんでした。
クラウドファンディングへの挑戦
そんな時にクラウドファンディングでレコード屋を開いた友人から
「クラウドファンディングに挑戦してみたら?」という提案を受けました。そして、すぐにクラウドファンディングへの挑戦に向けて動き始めます。
結果的にクラウドファンディングは成功。30日間で784,000円のご支援をいただきました。
クラウドファンディングへの挑戦を通して「モバイルハウス居住プロジェクトをどのように世の中の人へ還元していくか」を考える、また「自分がいかに周囲の人に恵まれているか」に気づかされる機会になりました。
https://readyfor.jp/projects/newlifestyle
何度お礼を伝えても伝え足りませんが
ご支援くださったみなさま
素晴らしい機会をくださり本当にありがとうございました。
モバイルハウスつくっぞーーー!!!
多くの方の生活がより良くなる、人生がより幸せになるようなライフスタイルを探してきます!
長くなりましたがこのような過程を経てモバイルハウスを作るに至りました。
いただいた機会で”新しいライフスタイル”を探す旅へ行ってきます!
モバイルハウスの作り方はYoutubeでアップロードしているのでよかったら見てください!
チャンネル登録もよろしくお願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCdzY-XdDVZtio3WDXCUO8mA?view_as=subscriber
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